静かってこんな感じなんだなー

静かってこんな感じなんだなー
根が暗いからなのかもしれないが、寝るでもなしに部屋中の灯りをけしてぼうっとすることがよくある。何かを考えることもあるし、何も考えないこともある。今日は何にも考えなかった。視覚が制限されるから耳や鼻が敏感になる。静かってこんな感じなんだなーって変な感動する。ついで病気なんだろうかと妙な不安も募る。暗闇の中だと自分の心がみえるよーな気がする。 梅雨明け宣言がなされた夜空は星が全くきれいで、それは言葉にならない気持ちを教えてくれる。わぁって感じ。昔はあんなに嫌いだった夏が、今は何故だか心地よくて、暑いのはとてもいやなんだけれど、まだ始まったばかりなのにもう終わて欲しくないなとネガティブなことを思ってしまった。大人になれば夏は終わる。 ヴェルレーヌの詩集を読む。 好きな詩人で、よく開くのだが、氏の生涯はとにかく可哀想という一言に尽きる。(まぁ昔の文壇にいる人達なんてみんなそんなものだけど。)破滅型な人格、いわゆるダメ人間にこそ甘美な世界は宿るのかもしれない。 人間の七不思議だ。 晩年の作品はあまり評価されていないらしいのだけれど、僕は「心しずかに」という作品が結構お気に入り。 ここに書き記したいのだけれど、やっぱり紙で読んで欲しいなと思ったからやめておく。 で、今またベランダにでて、この日記をぽちぽち(虚しい絵だ。)と打っている。眼鏡を部屋に忘れたから星がゆらゆらしてみえる。幻灯機みたいで、なんだかわからないけど、涙がでてきた。こんな気持ちなんていうんだろう。僕は幸せ者だ。 明日も、街が晴れたなら。

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